台風19号は、本州の多くの地域に大きな被害をもたらしました。河川の氾濫や土砂災害など広域で被害がでているようで、村内においても様々な場所で被害が確認されています。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。上野中学校では大きな被害もなく、16日から通常授業が始まりました。
台風通過の直後ですが、16日は予定していた地震を想定した避難訓練を実施しました。朝礼で避難訓練の実施と留意点を伝えましたが、開始時間は伝えませんでした。今回は、生徒が「自ら考えて避難する」ということをねらいとしており、昼休み中に地震発生の放送を入れ、避難訓練を開始しました。昼休みとあって、生徒は校内の様々な場所で活動していましたが、各自の判断で留意点を意識し、スムースに避難することができました。
避難終了後、団別に振り返りを行いました。生徒達からは、課題も指摘され、その改善策について確認を行いました。最近では、自然災害が起こるたびに「想定外」という言葉を耳にします。引き続き、自らの危険を予測し、回避する能力を高める防災教育の推進を図っていきたいと考えています。