授業日数71日間の1学期も本日で終了となりました。3時間目に1学期終業式
を行いました。
校長式辞に次いで、各学年の代表生徒が1学期の反省(学年と個人)を発表し
ました。3名ともに、2学期につながる、しっかりとした振り返りをすることができま
した。
保護者、地域の皆様には、様々な教育活動において御支援・御協力をいただ
き感謝申し上げます。生徒一人一人にとって充実した夏休みになることを願って
います。
終業式校長式辞
いよいよ、今日で、71日間の1学期も終わりです。一人一人が1学期を振りかえってみて、どうだったでしょうか。それぞれの人が、1学期の最初に、目標を立てたかと思います。それらは、十分、達成できたでしょうか。それについては、もう、学活の時間等で、がんばったこと、がんばれなかったことが、自己評価できていると思います。
今日は、担任の先生から、通知表が渡されます。通知表は、学習や生活の様子について、先生方から見た評価ですが、ただし、これは、入学試験のように、選抜するための評価ではありません。皆さんのがんばりを認め、ほめるとともに、もっと伸びるための課題に気付いてもらうためのものです。通知表の評価と、それぞれの自己評価の結果とを併せて、これから、自分が何をがんばればよいか、しっかり意識して、この夏休みから、早速とりかかってほしいと思います。
さて、学校全体のことを振り返ってみたいと思います。
3年生は上野中学校の顔ともいえる最高学年として、上野中学校の伝統をさらに確かなものとするという重要な立場になりました。 2年生は3年生の姿に学びながら、1年生に伝統を伝えていく立場となりました。1年生は上野中学校を母校とする仲間に加わりました。それぞれの立場で努力を重ね、今日を迎えることができました。
そして、各学年、1学期は体験活動を通して、課題を追究する「学びの姿勢」を身に付けることができたかと思います。例えば、3年生はこれから迎えるオーストラリア研修旅行に向けた課題追究、2年生は東京職場施設訪問、1年生は尾瀬学校などを通した成長です。また、部活動や球技大会において、目標を同じにする仲間と技能を磨き合いながら共にに頑張ることを通して、「継続して努力することの大切さ」も学ぶことができたことかと思います。
さて、皆さんもニュース等で知っているかと思いますが、広島県を中心とする西日本で豪雨による大きな被害が出ています。残念なことに200名以上の方が亡くなっており、多くは、土砂災害、河川の氾濫による浸水によるものだということです。
また、先月は、大阪の北部で震度6弱の大きな地震が発生し、小学生がブロック塀の下敷きになり亡くなりました。これらは群馬県から遠く離れた西日本での出来事と思わず、皆さんも災害に対しての防災意識を持つようにし、この夏休みにも、交通事故を含め、川や落雷による事故等に十分気をつけてください。「自分の命は自分で守る」といいますが、いざというとき、自ら考え、判断して、行動できることが必要になるかと思います。
さて、明日から夏休みです。この夏休みの過ごし方で二学期が決まります。
常に目標を忘れずに努力する休みとしてください。夏休みの始まりは、二学期の始まりだと考え、学力はもちろん、人間的にも、プラスに成長できる「価値のある夏休み」にできるといいかと思います。8月29日の2学期始業式に、充実した夏休みを過ごして、自信に満ち溢れた皆さんと会いたいと思います。